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2020/03/31 09:13

髑髏(しゃれこうべ)って実は縁起の良いものなんです。

江戸の頃から着物の裏地に「髑髏」が使われていました。髑髏には「魔除け」の意味があったそうです。

また、「決死」=死を恐れないという意味もあり、「粋」な柄として愛されていたそうです。



歌川国芳の浮世絵にも

浮世絵の名作「国芳もやう正札附現金男 野晒悟助」で描かれている野晒悟助は髑髏だらけです。

「野晒」自体が野に晒された髑髏のことになりますが。

野晒悟助は山東京伝の読本に登場するヒーロー、その戦闘服が髑髏柄ということになります。

この浮世絵は猫を寄せて描かれている髑髏でも有名です。本当に素晴らしい発想と技だと思います。


CoCoChi 江戸小紋ポケットTシャツ

洋風のものはよく見かけますが、なかなか伝統ある「和」の髑髏にはお目にかかれません。

東京の江戸小紋の染工場さんより分けていただいた本物の江戸小紋の生地を、ポケットにあしらっています。(協力:廣瀬染工場)

魔除けとしても最適なTシャツ、ぜひ袖を通してみてください。COVID-19には効きませんが...

長袖Tシャツもございます。