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2020/03/30 08:06

江戸時代の歌舞伎役者、佐野市松が愛用した格子模様

もともとは古代からある古い格子模様が、歌舞伎役者が火付け役となって流行したそうです。

この市松模様は紺と白ですが、染めによって出る「和」の色は独特の風合いを持っていて「粋」を感じます。

この江戸小紋(絹)ですが、よく見るとすごく細かい紋様の上に市松が表現されています。

だからこそ一見シンプルにみてる文様が複雑な表情を見せるのではないでしょうか?


職人さんたちの技には小さな宇宙があるように感じます。

柄は色々なところでよく見かけるものですが、一つ一つが手仕事だと力が宿るのかもしれません。



Tシャツにさりげなく本物の「市松模様」江戸小紋